フィールドについて
 
 

フィールドとは何?
データを格納する場所です、エクセルのセル1個と同じ物ようなです、フィールドがいくつも作成できますしこのフィールドが集まったものをレコードと言います。
例えば住所録ですと、 名前・〒・住所・電話・FAX・メルアドなど最低限6個のフィールドが要ります、この住所を100件入力した場合住所録のレコードは100レコードとなります。

このフィールドにはタイプが有ります。
テキスト(文字・数字)
数字(数字のみ)
日付(日付のみ)
時刻(時間のみ)
オブジェクト(画像・動画)
計算(計算式です、関数ですが簡単な足し算や掛け算も入れられます)
集計(フィールドに対する合計や小計などの集計及びカウントなど)
グローバル(全て同じデータになります、このフィールドに「女」と入力すると全て女となります。)

このフィールドタイプは、作成する時に非常に重要な要素となりますので 初心者に解説する基本偏のファイル設計書の時点で確定しましよう。

 
 
テキスト(文字・数字)

氏名や住所など数字も入力可能ですが、数字のみ入力するならばタイプ数字にしてください、あくまでもテキスト(文章)を入力するのが目的の場合に作成してください。
 
 
数 字(数字のみ)

数字のみ入力する場合の目的に作成してください、たとえば顧客番号などの管理する数字や金額等の後で集計するような時に選択してください。
フィールドオプションを使えばレコードを新規作成したときに自動的に1足した数字を入れることも可能です。(オプションの解説はぼちぼちしていきます)
   
 
日 付(日付のみ)

日付です、2003/02/05と入力すると平成15年2月5日水曜日と表示させることも可能でいろんな表現が出来ます。
   
 

時 刻(時間のみ)

時間です、計算フィールドで何時何分〜何時何分までは何時間何分何秒とかを計算さすことも可能です、いろいろ使い方はありますがパートの時間計算なんかには便利です。

   
 
オブジェクト(画像・動画)

このフィールドはファイルメーカーのお得意かも知れません、画像や動画も入れられますしなかなかすぐれもの(アクセスでも出来るがなぜかしらメッチャ重くなります)です、顧客管理のお客さんの顔写真などを入れると便利かも?、また商品カタログにも便利です。
作者の作ったもので美容院のお客様のカット前と後の写真を 入れて髪型を管理するなんて考え方で色々利用出来ます。
入力も簡単で、デジカメで取った写真をすぐに貼り付け可能です。
   
 
計 算(計算式です、関数ですが簡単な足し算や掛け算も入れられます)

大体の人がつまる原因の最大の難所と言っても過言ではないと思います、 このフールドは目的を達成するのに必要不可欠なフィールドです、簡単な計算式を初めメッチャ複雑な計算式まで奥はかなり深いですが、初心者にはそんな心配は要りません、最初は簡単な計算式で十分ですからゆっくりと勉強していけばよいと思います。
お勧め書籍FileMaker関数・スクリプト辞典(株式会社ラトルズ) (作者とこの本とは一切関係ありません)
   
 
集 計(フィールドに対する合計や小計などの集計及びカウントなど)

集計と言ってもレコードを集計する物です、よく間違えられがちなのが、伝票の金額合計などに使う物と勘違いされる方がおられますが、このフィールドは伝票の金額合計の集計はいくらと使います、またカウント(レコードがいくつあるか)等に使用します。
   
 
グローバル(全て同じデータになります、このフィールドに「女」と入力すると全て女となります。)

このフィールドはデータ全て(レコード)が最初に入力された数値や文字が同じ物になります、全データの基準となる数字や文字を入力する為に有ります、使い方は色々ですがたとえば女子高の生徒名簿等を作成する時に性別は全員女ですから、グローバルに女と入力すると新規レコードを作成した時に女となります、このレコードは全レコードを削除した場合でも有効で、一度入力すると入替ない限り全く同じ値を作成します。
   
 
入力オプション画面
入力の自動化
作成/修正情報(T)
作成日   (作成した日付が自動的に入ります、日付にした場合に使用しましよう。)
作成時刻  (作成した時刻が自動的に入ります、時刻にした場合に使用しましよう。)
修正日   (修正した日付が自動的に入ります、日付にした場合に使用しましよう。)
修正時刻  (修正した時刻が自動的に入ります、時刻にした場合に使用しましよう。)
作成者名  (あなたの名前が入ります。注*PC名)
修正者名  (修正した人のの名前が入ります。注*PC名)
シリアル番号(S)
文字通り番号をランダムに振ってくれます、〔次の値(X)〕始めたい番号を入力すれば〔増分(T)〕の中の数字を定義すればたしてくれます。
例:〔次の値(X)〕02 〔増分(T)〕2 新規レコードを作成フィールドの値は04です。
直前のレコード値(V)
前回作成したレコードのフィールド値が自動的に入力されます。
例:フィールド名が名前でフォールドに「国ちゃん」と入力新規レコードを作成時に名前の所に「国ちゃん」と表示されます、上書きすれば「国ちゃん」を「下ちゃん」に変更すれば新規レコード作成時に「下ちゃん」と入ります。
 

入力値の制限
タイプ(R)
数字   (数字しか入力できなくなります。テキストで入力も可能ですが、注意を促すダイアログが出てきます。)
西暦の4桁の日付   (日付しか入力できなくなります、。テキストで入力も可能ですが、注意を促すダイアログが出てきます。)
時刻   (時刻しか入力できなくなります、。テキストで入力も可能ですが、注意を促すダイアログが出てきます。)
空欄不可(N)
文字通り、フィールドを空欄での登録は出来なくなりますが、空欄にすると注意を促すダイアログが出てきます、無視することも可能ですがレコードを呼び出した時に必ず聞いて来ますので割とうっとうしい、この空欄を確実に入力させようと思ったら、パスワード設定で無視不可能に出来ます。
値一覧名(M)
値一覧を定義してその内のどれかを選択知るようにします。
値一覧の例*性別を作成

この値一覧というのは結構使用します。
入力表現方法は下記の4通りあり、画面のレイアウトにより決めます。
ポップアップリスト
ポップアップメニュー
ラジオボタン
チェックボックス
下限値(I)
下限・上限を設定できます、5より50までとか一定のルールにより決めればよいと思います。
この機能はあまり使用しません、これより計算値での制限の方が使う頻度は高いかな。
計算式で制限(V)
いろんな 制限を計算式で行えます、計算結果の範疇の値しか入力できなくなります。
大文字数(X)
文字とおり文字数を制限します、半角文字数で入力した文字数を入れます、全角の場合×2にしましよう。
例:全角20文字の場合値の欄に41と入力します。
制限値を無視した入力を禁止
ここのチェックボックスにチェックをいれると禁止事項を無視できなくなります、デフォルト(初期設定)ではファイルメーカーのメッセージが出ます。
制限値以外の入力 時にカスタムメッセージを 表示
ここに入力制限を無視した場合に出てくるメッセージを編集出来ます。
データの格納
繰り返しフィールドの最大繰り返し数(R)
ここにチェックを入れると繰り返しフィールドが作成できます、値は2から以上です。
通常は1フィールドに対しデータ入力は1つですが、繰り返しフィールドていいうのは複数のデータが入力出来ます。
3つ定義したフィールドはこのように入力枠が3つに分かれそれぞれ別の値を入力出来ます。
また数値を入力して合計算も計算可能です。
りんご
バナナ
メロン

索引
索引設定をオン・オフどちらも出来ます、この機能は書いてある通りですが、検索速度についてはビミョーです。
早くなると書いてありますが、ウーンあまり変わらないような気がします。

ふりがな
ふりがなフィールドを使用する(F)
フリガナが自動入力されます。フィールドを指定して名前や住所のふりがなを自動入力します。
結構便利な機能ですが、難しい名前や住所などは打ち直す必要があるかな?

 
 
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