レコードについて

レコードはフィールド(項目)の集合体です、住所録でたとえれば、氏名・郵便番号・住所・電話番号等の基本的なフィールドに1件づつ登録していきます、100件登録すれば100レコードとなります、つまり整ったデータの数量をさします。
 
 
レコードに分ける

レコードに分かれているデータをソート(並び替え)したり、検索したり自分が探したい目的を達成するために分かれています。
 
 
レコードのバックアップ

バックアップは大切です、作成したプログラムをまるまる別名で保存と言う手もありますが、データだけをバックアップすれば非常に軽く、またサーバー等に負担をかけずに行えます。

この方法はいずれスクリプト編で公開いたします。


 
 
【レコードの印刷】

目的のレコードを印刷したい時はまずレイアウトを作成します。
 
 
レイアウトモードにし新規レイアウト/レポート(N)を選択
 
 
こちらよりどうレイアウトを作成するのかを選びます。

標準レイアウト(文字通り)ヘッダ・ボディ・フッタの標準的なレイアウトです。

表レイアウト/レポート (表形式)ヘッダ部分にフィールド名とボディ部分にデータを表示させます。

表形式(エクセルみたいな)こちらはエクセルみたいな表形式で表示します。

ラベルレイアウト(ラベル用紙用)エーワン・ヒサゴ・コクヨなどのラベル用紙に印刷するレイアウトです。郵便バーコードもプラグインがあれば可能です。(SakuraBar PLUS シリーズ ・ローラン株式会社)

縦書きラベルレイアウト(縦書き版)上記の ラベルレイアウトの縦書き版です。

封筒レイアウト(はがき・封筒)封筒を印刷する用ですが作者はほとんど使用しません。

空白レイアウト(文字通り)すぐにレイアウトを作成してくれます。(作者はほとんどこれを使用)
 

レイアウトを選択し印刷したい帳票を作成します、このときのレイアウト名は○○○印刷と付けましょう、後でわかりやすくなります。

レコードの印刷は検索条件などで絞り込めます、例えば都道府県フィールドに都道府県を入力しておくと「大阪府」で検索をかけ大阪府の人にだけ印刷することが出来ます。
 
【レコードの限界】

レコードの限界について、あまり気にしなくても良いと思いますが10万件程度なら問題はありません、ただし増えれば増えるほど重くなります、特に計算フィールドが入っていれば特に重くなります。
ですから初めからデータの量を考えて計算フィールドを作成しましょう、やたらメッタラ計算フールドを作成しないように心がけましょうなるべくスクリプトで計算さすことをお勧めします(データ量の多くなりそうなプログラムは)
   
 
【レコードの取扱】

レコードはデータそのものですから慎重に取り扱いましょう、入力者がせっかく時間と労力をかけ構築したデータをうっかり消してしまわないように、防御腺を張っておきましょう。

   
 
【ファイルメーカーでのレコードの特徴】

ファイルメーカープロはひじょうにユニークなレコード定義を持っています、通常のデータベースだとデータの保存という作業が必要になりますが、このアプリケーションは入力イコール保存といった変わった形態です。

新規レコードを作成した時点で保存されるのは理解できるのですが、データを入力すればそれも保存してしまいます、大きな特徴の1つでしょう。
VBやアクセスでは保存定義があたりまえですが(レコードを登録するかどうかを確認させる)ファイルメーカーは入力と同時に保存してしまいます、これは良いのか悪いのかは置いておいて、入力途中にパソコンが何らかの理由でシャウトダウンしてしまってもデータは入力途中でも残っています。

作者の個人的な考えですが、マッキントッシュで生まれたアプリケーションらしい特徴ですね、Windows9×ではよくパソコンが固まりましたが、DOS時代はありえませんでしたそのころからマックはフリーズと呼ばれるパソコンが固まる症状がありました(爆弾マークが出てくる)画面のレイアウトはこのころからWindows9×と同じような扱いが出来ましたが、このフリーズ対策で作成されたからと思います。
いかんせん当時はクラリスから出ていましたから。

逆に新規レコードを作成した時点で何も入力しなければ空レコードを作ってしまいますので、入力者に空レコードを作成しないように制御をしましょう。
   
 
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