ホームページ作成に関する基本ガイダンスです。
下記の目的・戦略・戦術を組み立てて行きます、HPの出来上がりはここの内容で90%が確定します。
あまり難しく考える必要はありません要点は何をしたいのか何を求めるのかで構成が変わってきます。
アクセスUPをする為の方法は色々ありますので、こちらより方法をご提案いたします。
ホームページは今後効果的な会社の宣伝及び商品やサービスの訴求には欠かせないツーツとなってきました、回覧者により効果的に自社の伝えたいメッセージを理解してもらうことが重要です。
【目的】
■いったい何をホームページで訴えたいのか?
ホームページを開設して何を訴求するのかのテーマを決めます。
例;HPにて集客をする・商品カタログをかねた構成にしたい・商品(サービス)の販売等
【戦略】
■目的を達成するためには何をすれば良いのか?
例;
1.顧客の対象を考える(段階・プロセス)
2.どんなページが必要
3.お問合せは必要
4.商品説明ページが必要
5.会社(店舗)をアピールするページが必要
6.アクセスアップする為の方法
7.ホームページを依頼する業者の確定
8.作成予算等
【戦術】
■戦略項目の具体的な内容
例;
★商品ページへの戦術
1.出来るだけ、一般に判り易くまた親しみやすくアピールできる。
2.詳細を掲載商品がいかにすばらしいものかを訴求する。
3.商品について興味のある方への価格・性能・仕様を解説する。
★会社(店舗)をアピールするページへの戦術
1.会社のスローガンを明確にする
2.会社の概要を明確にする
3.社歴及びグループの詳細
【ホームページ作成】
上記3原則が決まれば後は技術的な問題が残るのみです、外注するか自分で作成するかで視覚的な結果が違いますが上記【目的】・【戦略】・【戦術】がしっかりしていれば目的に対する効果の違いはほとんど有りません。(視覚効果での誘致度が下がる程度です)
【アクセスアップ方法基本編】
各サーチエンジンの登録は全てできるだけ多くする、実績のあるHPに相互リンクを申し込む・METAタグを必ず入れる・ヤフーなどのポータルサイトを利用する最近ではグーグルのアドワーズ広告がかなり効果的である、ヤフーの有料登録は必ずするようにしましょう。
■ヤフー有料登録
サイトの推奨です、数年前まで無料でしたが(現在も無料)すばやく自社のページを目的のカテゴリに掲載するかも重要です。
費用は一般サイトで5万円程度(成人向けサイトは約3倍)こちらもかなりの効果があります。
■アドワーズ広告
仕組みは 単純です、まず申し込みます次にブラウザの右に掲載される広告文章を編集作成します。
料金は掲載された広告に回覧者が1クリックすると7円〜任意の金額が課金されます、1日の課金の上限を決めておけばその金額以上は課金されません、1日100クリックですと最低700円です、700円に達すると掲載が自動的にされなくなります。
このアドワーズ広告 はかなり効果的です、特にBtoBに効果があります。
アドワーズ広告=https://adwords.google.co.jp/select/?hl=ja
■オーバーチュアー
ヤフー上の宣伝です基本的にはアドワーズと似ていますが違いは課金が1クリック10円からとアドワーズは後払いですがこちらは先にお金を払います、月額で1万円からスタートで上限はありません又アドワーズは1日の上限金額ですがオーバーチュアーは支払った金額がクリックされた時点で掲載されなくなります、しかしヤフーのスポンサーサイトに掲載されますので効果的では有ります。
かける費用ですが企業で月額7万円前後だそうです。
オーバーチュアー=http://www.content.overture.com/d/JPm/ays/arp/y_index1.jhtml?o=JP0005
■SEOについて
SEO対策は上記サイト登録等で十分です、サービスをしている業者もありますが、あまりお勧め出来ません。
■営業ツールに自社ドメインを印刷
商品を発送するパッキンケースや、自社パンフレットなど印刷物には必ず自社ドメインを入れましょう、営業車などにも掲載しましょう、全ての印刷物にドメインを記載する。
インターネット上の広告だけでなく紙媒体の広告には必ず大きめにドメインを入れる。
バーチャルの世界が発達してきたと言ってもまだまだ紙媒体は有効です、雑誌などの広告に掲載するとアクセスは一段と増えます。
紙媒体でキャンペーンなどの広告を打つ場合「詳しくはホームページをご覧下さい」と入れておけば効果的です。
【ネットショップ(ECサイト)について】
★ネットショップは画像が命
ネットショップを開設にするにあたり、もっとも作業重点を置かなければいけないのが、商品画像です。
ネットショップを回覧するお客様は画像を見て判断します。
性能がある程度良いデジカメを用意しましょう、小物などは専用の撮影グッズを購入し撮影をします、衣料品は平場においての撮影とせめて、ボディに着せましょう(出来ればモデル着用がベスト)この際コーディネートも重要です。
★コメントは分りやすく
商品詳細ページに書き込む商品コメントは出来るだけわかりやすく書きます。
商品サイズは細かく掲載しましょう、最近ではメーカーやサプライヤーがネットショップ用に画像やコメントを提供している所が増えてきました。
★ネットショップページ構成
1.トップページ
平均的なパターンですが定着している構成です。
ヘッダ部分・サイドバー部分(通常は画面左に作成しますが、左右に有るページも少なくありません)・フッタ部分・ボディ部分
製作基準は出来るだけスッキリ商品カテゴリページに案内出来るような構成にしましょう、バーナーデザインも見やすく作りましょう。
2.カテゴリページ
商品郡を見やすく振り分けるページです、ブランド別・商品別・シリーズ別等にお客様が回覧し見やすく、目的に合った商品にたどり易くするためのページです。
製作基準は出来るだけスッキリ商品ページに案内出来るような構成にしましょう、バーナーデザインも見やすく分かりやすく作りましょう。
3.商品詳細注文ページ
お客様がこのページを見て、注文するかを決断します、非常に重要なページとなります。
どのネットショップもこのページに命をかけています、どうすれば購入決断してもらえるのか、商品をどう訴求するのかなど重要な要素が含まれます。
カタログのようなページ構成にするのが一般的ですが、画像を用意して加工を施す技術が必要となるなど、手間をかけた作業をしなければならないページです。
最近ではメーカーやサプライヤーがネットショップ用に画像やコメントを提供している所が増えてきましたが、まだまだ少なく苦労を強いられる部分です。
このページを構成するにあたり「禁じ手」があります、ポップアップウインドウ(別画面が出てくる)です、ページ自体はもちろん「画像拡大」等でも使用してはいけません、どうしても使いたい場合は売上が30%程度低下する覚悟で使用してください。
■インターネット上の通信販売はお客様の安心をどれだけゲット出来るかが第一のポイントとなります。
購入を申し込んだは良いけれど 本当にちゃんと商品が送られてくるのか?
会社が本当に存在するのだろうか?
■検品は厳しくしよう
送った商品が不良品ではお話になりません、その為には商品チェックをどの段階まで検品するかも重要です、ネット販売の購入顧客は商品の現品を見て触って確認し購入する実店舗でのショッピングとは違い、画像を見て購入します、ですから商品が送られて来た時の商品チェックは非常に細かくされるケースが多のです、「キズは無いか」「汚れている部分は無いか」「サイズは合っているか」商品によりさまざまな顧客チェックが入ります、ですから商品発送前には厳しく検品をしましょう、あたりまえのことですがついつい「何気に送った」商品がクレームの対象となります
■顧客不安を取り除く工夫をしましょう。
まずは予算の問題も絡んでくることですが、ヴェリサイン社などのSSL暗号化通信の導入や出来るだけ電話での対応をするように心がけましょう。
■クレーム対処策
商品を販売するにあたりクレームはつき物です、対処方法をドキュメントにまとめておきましょう。
■返品への対応の早さ
ネット通販はクーリングオフにて消費者が保護されています、返品期間を定め(通常は7日以上)即座に対応するように心がけましょう。
返品するお客様も時間と費用がかかります、送料負担や梱包に取られる時間等がそれにあたります、ですから一旦購入をした商品でもよほどの理由が無いと返品を申し出ることはありませんが、返品希望には四の五の言わずに快く受けましょう。
■質問の応対はすばやく
お客様が質問メールを送ってこられた場合には即座に返答しましょう、即答できない場合は必ずその旨をメールで返しましょう。
■メールマガジンは必ずこまめに
一旦購入されたお客様でもしばらく時間がたっとショップ事態の存在を忘れてしまいがちです、ですからこまめにメールを出してセールスプロモーションをしましょう。
メールマガジンを出す時の注意があります、購入されたお客様に必ず承認が必要です、「メールマガジンをお送りして宜しいですか」と必ず聞いてお客様が希望されてから初めて出せます、いくらネットショップで購入されたお客様であれいきなりメルマガを送ったら法律違反になります。
どうしても承認無しに送りたい場合はルールを守って送りましょう。
特定電子メールの送信の適正化等に関する法律=http://www.dekyo.or.jp/soudan/houritsu.htm
■ネットショップて難しい
あたりまえです、ページを作成してお買い物が出来るようにしたとしても、それは「野中の一軒屋」に店を出すのと同じです、いろんな細工をしなければ繁盛はしません、これは楽天市場やヤフーショッピング・ビッターズなどでも同じでモールに出店したからと言っても大幅な差はありません、あくまでも出店しているお店の努力が必要不可欠です。
■ネットショップのメリット
1.出店が安易である
ページデザインを業者に依頼する費用を考慮しても、初期費用50万円〜200万円程度で出店が出来ます。
実店舗と比較すると初期投資は格段に安く上がります。
又実店舗と比較して売上金額等は変わりません。
2.維持費が安い(楽天・ヤフー等でも月額2万円〜5万円程度)
実店舗なら家賃・共益費・光熱費が必要ですが、自社サイトでの販売なら、ドメイン維持費・レンタルサーバー料で済みます。
3.多角経営が出来る(新規事業に進出しやすい)
4.新規顧客が増える
■ネットショップのデメリット
1.こまめでないと売れない
2.管理は実店舗より大変である
3.人手が要る(自分の時間)
4.ネットの知識がある程度必要
5.顧客管理が必要
【ホームページ作成関する注意事項】
■試作段階での第三者のレビューを取り入れる(外部者に見てもらう)
試作段階での第三者(HP関係者以外)レビューを必ず行う、出来るだけネット知識レベルの段階を細かく分けてレビューをしてもらい意見を取り入れる。
■サイトマップは必ず作成する。
作成側がレビューした場合にどうゆう構成になっているのかは分かって当然であるが、ネットサーフにてたどり着いた視見者には分かりにくく目的に達しないまま去っていくケースが非常に多い。
■代表者・担当者・店長の顔写真の掲載
個人で特に女性の場合敬遠されがちだが、必ず掲載することをご提案します。
■会社概要は常識
個人・法人はもちろん、株式・有限の記載本店営業地・取扱商品・電話番号(FAXは記載しない)店舗や事務所の写真等を明確にする。
■商品説明やサービスの解説は明確にする。
明確で分かりやすい説明が必要です。
出きるだけ分かりやすく明確に説明を記載する。
■メンテナンスしやすいページ構成にする。
ホームページは生きています、そのライフラインはメンテナンス(ページの入替・追加)にあります、常に新しい情報を発信することが大切ですので、後のメンテナンスのことを考慮に入れて構成しましょう。
■各種ブラウザで確認しよう
現在ブラウザーと呼ばれるアプリケーションは数種類あります、ネットスケープやインターネットエキスプローラーなどがこれに当たります、出来るだけ他のブラウザーで確認しましょう、OSもせめてMAC・WIN両方チェックしましょう。
■回線速度のチェック
ブロードバンドが進んで来ましたが、まだまだISDNやHなどで接続しているユーザーも少なくはありません、自社のページが重いか軽いかのチェックをしましょう。
【ホームページ作成後の注意点】
■お問い合わせのメールへの返信ルール作成
クイックレスポンスが現代の常識になっています、返信ルールをドキュメントにまとめておきましょう。
■メンテナンスのルール作成
作成時にメンテナンスしやすく作成すれば、あとはちょっとしたアイデアをすぐにHPに反映させましょう又更新の時期やリニューアルのサイクルもドキュメントにまとめましょう。
■サーバーにウイルスが感染していないかチェックする
日々ウイルスは新種が出てきています、レンタルサーバーにウイルス感染が無いかどうかを毎日チェックしましょう。
もっともレンタルサーバーの業者選定が間違っていない場合はほとんど大丈夫ですが。
■通販ページのでは売り切れなどの商品の管理を細かくチェックするようにしましょう。
通信販売ページはそのページからオーダーされる情報を管理し固定客確保につなげなければ意味がありません、いろんなサービスや心遣いが必要です。
売上管理システムも必要です。
当然のことですが顧客管理システムも必要となってきます。
■メールマガジン及びお知らせメール等の注意
メールを第三者に送る場合必ず本人の同意が必要です、メルマガ登録画面でメールアドレスを取っても必ず確認しましよう、いたずらで登録されるパターンも少なくはありません。
どうしても承認無しに送りたい場合はルールを守って送りましょう。(お勧めは致しません)
特定電子メールの送信の適正化等に関する法律=http://www.dekyo.or.jp/soudan/houritsu.htm
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