1. HOME
  2. ブログ
  3. 販売図面
  4. 不動産会社が集客力を高める販売図面(マイソク)のデザインの特徴

BLOG

ブログ

販売図面

不動産会社が集客力を高める販売図面(マイソク)のデザインの特徴

不動産会社様の重要な目的として、所有する物件を購入してもらい、利益を上げることが挙げられますが、このときに活用されるアイテムに“販売図面(マイソク)”があります。

今回は、間取り図作成代行の専門業者が作成することもあるこちらの書類について、具体的に解説していきたいと思います。

そもそも販売図面(マイソク)とは?

販売図面(マイソク)とは、不動産業界で使用される図面資料のことをいいます。一目見るだけで、その物件の情報が把握できるような内容になっていて、一般的には物件に関する概要が1枚の紙面にが記載されています。

また、図面や写真といったビジュアルの要素もあり、不動産会社様から物件購入者への物件紹介、あるいは不動産業者間での情報伝達に使用されます。

ちなみに、“マイソク”という名前の由来は、元々個人の方が不動産情報の流通を促進するために始めた“毎日速報センター”という事業にあります。
つまり、毎日速報センターが略されて、マイソクになったというわけです。

販売図面(マイソク)は物件情報の宝庫

販売図面(マイソク)は物件情報の宝庫であり、物件購入者にとって必要な情報は一通り網羅されています。

具体的には、主に以下の情報で構成されます。

物件概要

物件種別や価格、間取りや所在地、構造、築年月、土地の建物容積率などの物件情報です。

間取り図

部屋の方角を含め、建物全体の間取り図が把握できる図面です。
土地の場合、方位と土地の形状、大きさがわかるようになっています。
また、物件までの案内図もあわせて掲載されるのが一般的です。

物件写真

建物の外観、内部の様子を撮影した写真です。

物件取扱業者に関する情報

その物件を取り扱う会社の商号や宅地建物取引業の免許番号、連絡先などの情報です。

集客できる販売図面(マイソク)の特徴

不動産会社様が物件を購入してもらうためには、まず販売図面(マイソク)を多くの方に閲覧してもらい、「一度物件を見てみたい」という声をもらうことが大切です。

では、集客が期待できる販売図面(マイソク)には、一体どのような特徴があるのでしょうか?

主な特徴としては以下のことが挙げられます。

  • 物件写真でアイキャッチができている
  • 物件の良さがアピールできている
  • 物件情報の文字が大きく読みやすい
  • 目に優しい色使いがされている
  • レイアウトがスッキリしている

マイソク(販売図面・募集図面)作成代行サービス【間取り図屋さん】のデザインサンプルを参考します

物件写真でアイキャッチができている

アイキャッチとは、画像や映像などにより、見る人の注意を引きつけることをいいます。広告業界でよく使われる手法の1つであり、販売図面(マイソク)においては、魅力的な物件に映るように写真を撮影、または用意することで、集客力アップにつながります。

具体的には、明るく広く見える室内写真や、画像の質にこだわった外観写真などを掲載することで、「物件を見てみたい」という問い合わせを増加させることが期待できます。

物件写真の写真補正作成代行サービス【間取り図屋さん】で写真補正を依頼します

物件の良さがアピールできている

掲載情報が多いだけでなく、しっかりと物件の良さをアピールできているのが良い販売図面(マイソク)です。

物件の良さに関しては、もちろん写真でアピールすることもできますが、以下のような文言を目立つ部分に記載することでも、閲覧者に訴求できます。

  • 駅徒歩3分!広い歩道のアプローチ
  • リフォーム済物件!食器洗い乾燥機付き
  • タワーマンション最上階! など

その物件の立地的要素、室内の機能的要素などをわかりやすく記載すれば、集客数が増える可能性は極めて高いです。

一目で周辺環境がチェックできる物件案内地図の作成代行サービス【間取り図屋さん】

物件情報の文字が大きく読みやすい

できる限り多くの物件情報を掲載しようとして、文字が小さくなってしまうというミスは、販売図面(マイソク)を作成する上で起こりがちです。
集客できる販売図面(マイソク)は、物件情報の文字が大きく読みやすいため、そこまで物件自体に興味がない方にも、「とりあえず一通り読んでみよう」と思ってもらいやすくなります。

また、数多ある物件情報の中でも、物件価格が大きく表示されている販売図面(マイソク)は非常に優秀です。

不動産会社様が膨大なリストの中から物件を紹介する際、物件名と価格はもっとも最初に出すことが多い情報であり、見やすく大きく記載されているのが望ましいです。

目に優しい色使いがされている

販売図面(マイソク)は、白黒もしくは4色カラーで印刷されるのが一般的です。カラーの場合、色を足しすぎたり、明るい色を使いすぎたりすることなく、見る方の目に優しい色使いにすることで、集客につながります。

ちなみに、白黒の場合、文字だけでなく、写真や画像が白黒でも見やすいかを考慮しなければいけません。

レイアウトがスッキリしている

販売図面(マイソク)では、シンプルな構成で多くの物件情報を提供しなければいけないため、レイアウトもスッキリしたものが好まれます。

具体的には、右側に物件情報、メインの欄に図面や写真、アピールポイント、下の帯に不動産会社様に関する情報を記載するのが一般的です。

販売図面(マイソク)は物件購入者と営業マンにとって大事なツール

不動産会社様は、優れた販売図面(マイソク)を使用して物件購入者を集め、売買の成約へとつなげることができます。逆に、内容に魅力がない場合、たとえ物件自体は魅力的なものであっても、なかなか集客できないという状況になりかねません。

また、物件購入者にとっても、必要な情報がすべて掲載されている販売図面(マイソク)は不動産購入時の必須アイテムですが、情報が不足していたり、写真写りが悪かったりする場合は、購入意欲を下げる原因となってしまいます。

そのため、不動産会社様は、必ず完成度の高い販売図面(マイソク)を準備しなければいけません。間取り図作成代行の専門業者の中には、精度の高い販売図面(マイソク)作成サービスを実施しているところもあるため、こちらへの依頼も一度検討してください。

ちなみに、丸ごと作成を依頼することで、不動産会社様はスピーディーにチラシを公開することもできます。

まとめ

今回の記事のポイントは以下の通りです。

  1. 販売図面(マイソク)とは、一目見るだけでその物件の情報が把握できる図面資料のことをいう
  2. 販売図面(マイソク)には主に物件概要、間取り図、物件写真、不動産情報が掲載されている
  3. 集客できる販売図面(マイソク)は良い写真が使用されていて、なおかつシンプルで見やすい
  4. 販売図面(マイソク)は間取り図作成代行の専門業者に作成を依頼することもできる

関連記事